漢方治療について
痛みをとる漢方薬は、血流を改善させる方剤、冷えを改善させる方剤、鎮痛成分を含む方剤に分類できます。
これらの方剤を、病態や痛みの状態に応じて単独、あるいは併用して用います。
漢方の考え方では、痛みの中でも特に重要なのが、血の異常によっておこる痛みです。
ある組織の血流量が通常より減少した状態を血虚といいます。血虚は生命にとって重大であるため、その痛みは鋭い痛みとして認識されます。
手足の冷えがつよい方、膝に水がたまっている方、夜間にこむら返りが頻繁に起こる方、更年期障害におこまりの方に処方させて頂きます。